交換が済んだインナーCVジョイントのブーツですが
サブフレームへの干渉も
この分なら心配は無さそうですね
「さぁ~試運転へ」
ん…???
コン! コン! コンコンコン!
音がぁ!ー!!
どこから??
ハンドルの左右への切り込みには関係なく直進状態で出てますし
加速すると音が速度に合わせて速くなりますから
デフかインナーのCVジョイントから出てると言う事になります
この音は昔
乗ってたスターレットのノンスリップデフに
TRDのリングギアは高かったのでノーマルのを使ってたんですが
すると…すぐに歯が欠けて
コン…コン…コンコンコンココココ~と音が出るんです
あの音に似てますが
今回はデフではなく
音はどうやら位置的にもインナーのCVジョイントから出ているようです
何が原因だったんでしょうか…
作業は手順もヘインズのマニュアルに書いてあるのと同じです
何故だろうと考えてみましたら
一つ重要なことを忘れておりました
それはCVジョイントにあるボールとボールケージの「摩耗」です
ボディキットを作成する方法
ヘインズマニュアルには
「CVジョイントのインナーの分解は
アウターレースから抜いたインナーは
インナーレースとボールケージの隙間にマイナスドライバーを差し込んで
ボールを外して分解する」とあります
でもこれ
よく考えたら
ボールケージの穴とボールは
絶えず回り続けているわけですから
個々に摩耗の具合が違うんですよね
↑↑えらく景気よくバラバラにバラしちゃってますけど…
このボールケージの穴には
必ず元あったボールを戻さないと摩耗具合が違いますからダメなんですね
組み込んだ際に
動きが少々渋かったので
あの時に気付くべきでした
しかもボールケージとインナーレースの合わせも
元の山に合わせなくてはならず
つまりは
「バラしちゃダメ」なんですね
どうしてもバラすのであれば
マーカーなどで目印をつけて元の位置が分かるようにしなきゃいけないんですね
結局……
バラしてしまったボールもボールケージもインナーレースも
こうなると今更元の位置関係なんてわかりません
このインナーCVジョイントは交換するしかなくなって
また新たに買ったCVジョイントです…
またまた痛い授業料となりました
もしこの作業をされる方は
くれぐれもご注意下さいね
写真自転車後部の痛み
今回はブーツも余りましたので
使えなかったブーツに付属されているブーツバンドをアウターのブーツに使うことにしました
このアウターブーツも交換して五年が経過しています
中のグリスを洗浄して新しく詰め替えました
それにしても日本製のブーツは長持ちしますね
これも何かの車(多分ダイハツのミラ用)の流用で
ドライブシャフトは分解せずに分割して被せるワンタッチタイプです
これの材質はゴムですけど
最近のワンタッチタイプはプラスチックになってきたんですね
接着した後
発熱するマットのような物で完全に接着するタイプが主流なんだそうで
部品屋さんが見せてくれましたが
ゴムに比べたら厚みも薄くなってました
今の車はどう見てもシャフトのロックナットは外すようにはなってませんもんね
車も進化してるんですね
でも良い進化ばかりとも言えなくて
あまりに上品になり過ぎたアクセルとブレーキの践み心地のせいなのか
ペダルの践み間違い事故が増えてるんだそうですね
しかも車検場内で践み間違えて
前の車にぶつかったりする事故が増えてるんだそうですよ
プロの整備士さんでも間違えるんだから
こんなのって変ですよね
グラスファイバーからトヨタカローラ用ボディキットを作る方法
さて
この地方は大晦日に雪が降りまして
元日の朝にはミニのルーフもこんな感じでした
新年早々仕事でしたので
向かった途中にある「ネコ神社」に寄りました
勝手にネコ神社と呼んでるこの神社は
正式には「治水神社」と言って
海津町の木曽三川公園の隣りある神社なのですが
ここはその昔
木曽川に揖斐川そして長良川と
今で言う大きな一級河川が複雑に入り乱れる地形で
度々の水害に悩まされていた輪中(わじゅう)地区の大規模土地改良工事で作られた堤防の上に建てられています
案内板の左が江戸時代の地形
そして右が現在の地形ですから
今の建設重機を使用したとしても何年も掛かる
とんでもない大規模工事ですよね
この工事が行われたのは
宝暦3年
当時の江戸幕府からの命令で
九州の薩摩藩の手で工事が行われました
指揮を取ったのは薩摩藩家老「平田靱負正輔」でした
しかし工事は難航し
莫大な費用と多くの犠牲者を出し
その責任をとって家老の平田靱負正輔は切腹
自害されたそうです
普段は千本松原に囲まれた静かな場所に佇む神社でして
訪れる人も疎らです
ですが
お正月ともなれば
新年の参拝に訪れる人々で境内も賑やかでした
でもね
この神社が賑やかなのは
人間さんだけでなく
ネコも一役買ってるんですよ
境内のあちらこちらにネコが居まして
本殿の中
それも畳みの上にまで上がっちゃって自由に寛いでるんです
ちょっと判りづらいですが
先ず手前の階段の所に一匹
そして本殿の中央にある「鏡?」でしょうか
丸い神具の前には二匹が遊んでいて
その右の畳みの上では陽射しを浴びて日光浴してるのが一匹
しかも驚いたことに
その手前にはニワトリが一羽
これまた日光浴をして寛いでますよ
普通なら叱られそうですが
どの子も大切にされてるんですね
それはきっと
この地を守らんとして
尊き犠牲になられた薩摩藩士85名の
難工事を成し遂げて
水害の心配も無くなった安堵の気持ちが顕れてるのかも知れませんね
ネコ好きな方は是非一度
訪れてみては如何でしょうか
さて
向かった三重県の伊勢市のスーパーで見つけたものは
「真珠貝柱」
三重県の伊勢市や志摩市には
ちょっと珍しい海の食材が売ってたりするんです
真珠貝の貝柱って
どんな味がするんでしょうね~
0 件のコメント:
コメントを投稿